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高崎市 木組み車庫
（施工 石田工務店）
榛名山(倉渕村)より切り出された樹齢50～60年の杉材を葉がらしした丸太のまま使用。長さ6.2m末口250㎜の3本の梁桁によりスパン5mを確保（普通乗用車2台分）。前桁の下の柱は末口120㎜の杉磨き丸太を採用、その柱の桁取り付け部には、アフタイトの両引の変形タイプを使い、丸太表面に座金が見えない工夫を凝らしています。また、柱根元には、立ち上がり1mの独立基礎よりアフタイトHD金具で接続されていますが、丸太意匠のため、金具は柱内部に納められています。桁は、柱より長ホゾで天秤梁を貫通し桁の中に納まっていて桁上部よりアフタイトの片引ロングで柱の浮き上がりを防いでいます。この建物の最大の長さのボルトは中母屋に使用したアフタイトの片引ロングでＬ＝930のボルトで、母屋梁・天秤梁を貫通して、同じく母屋梁と柱の浮き上がりを防いでいます。
◎ 使用したアフタイト
梁両引・梁片引ロング・梁片引・火打片引・ホールダウン・座金合引ボルト。
◎ クライアント紹介
クライアントは和木（やわらぎ）さんで榛名山の杉材の葉がらしと天然乾燥を用いた人に優しい木材を提供している材木屋さんです。
「榛名山の葉がらし材と天然乾燥材の製材・加工」
和木（やわらぎ）
〒370-0077 高崎市上小塙町873-2
TEL・FAX：027-344-3378
車庫 資料写真（クリックすると拡大します。）
AF1-20 梁 両引
AF2-10 梁 片引
AF5-25 基礎・柱HD
AF7-3.4 火打 両引
AF8-3.4 火打 片引
アフタイト 丸太梁
・桁・両引
火打・片引 両引
丸柱梁・両引
束柱頭・ロング片引
束梁・ロング片引
大梁天稟柱頭・ロング片引
柱隅基礎・ホールダウン
車庫 事務所
車庫 道路側
車庫 北西側
車庫 北側
HD納まり 資料写真（クリックすると拡大します。）
旧タイプ HD組み立て 資料写真（クリックすると拡大します。）
土台1寸逃げ墨に外周を
合わせナットを締めこむ
丸缶底部を基礎16㎜
ボルトと固定
丸缶の胴を乗せる
上蓋をして付属のボルト
を六角レンチで締める
上部柱接続部品類
軸ボルトを向きを見てねじ
込み組み付け、柱を土台
上まで下げる
ピンの向きを見て柱に入れ
、土台下まで下げる
尖り爪リを向きを見て
ピンの中に入れる
向きを合わせた尖り爪
六角レンチに締込螺旋を
付け、ピンのねじに合
わせ ねじ込む
きつくなるまで締込
締込完成
ホールダウンを取り付け
た隅柱
材料加工（クリックすると拡大します。）
加工中の杉丸太3本
杉丸太に30Φの
ピンの穴開け
21Φ木工ドリル L=600
21Φの深さ500穴
杉丸太小口21Φ穴開け
仕上がった穴 21Φ
加工が終了した梁
丸太小口加工終了
ステンレス製ボルト
柱ホールダウン21Φ
穴加工
21Φ600ドリル
60Φ座堀カッター
仕上がった柱
ホールダウンが入るか
テスト
加工が終了した柱
加工が終了した桁類
ホールダウンの加工
が終了
加工が終了した
杉丸太柱
加工が終了した丸太
柱桁の加工部
杉丸太柱上部
杉丸太柱上部長ホゾ
桁の加工
桁座堀加工
組み立て 資料写真（クリックすると拡大します。）
アフタイト L=750片引
アフタイト L=930片引
アフタイト ロング片引
梁・桁・柱を引き合わす
アフタイト 両引
フォークリフトでの組立
丸太柱の長ホゾに差し込む
ロング片引を
六角レンチで締めこむ
火打 外側
火打 内側
丸太 両引（先付け側）
隅 HD
材ズレ防止の角込み栓
（大栓）を忍ばせる
手前アフタイト L=930
片引と向かうアフタイト
座金合引
垂木が上がった車庫
柱まで引き合わす
ロング片引
変形 火打 下場
変形 火打 上場
変形 火打 南側
母屋・丸太梁繋ぎ
アフタイト
野地いた30㎜本実
加工板
梁
梁下場 てんびん梁
アフタイト 座金合引
野地・換気網 資料写真（クリックすると拡大します。）
雨音対策マット
ガルバニュウム鋼板葺き
屋根
ガルバニュウム鋼板
下り軒先換気口下場
下り軒天換気口
完成した棟換気屋根
完成した棟換気口と
軒先換気口
換気・防鼠網の
100mロール
換気口より入った空気は
野地下の空間に入り
棟の方に流れる
軒先換気口と棟換気口
屋根下
軒先換気口と棟換気口
屋根上
折り曲げた防鼠網
通気軒下・壁換気網
通気土台・壁換気網
登り軒先換気口
土台防鼠網
棟換気口
棟通気網加工
壁上部通気網
防鼠網
防鼠網納まり
